堀川理万子が描く「今昔物語絵本」シリーズ第3弾!「滝のむこうの国」
「今ハ昔」という書き出しで始まる『今昔物語集』は、平安時代末期に成立したとされている説話集。そんな今昔物語集をもとにして描かれた「滝のむこうの国」は、堀川理万子が描く今昔物語絵本シリーズの第3弾です。権大納言が踏み入れてしまった不思議な国とは、いったいどんなところなのか…。一緒に覗いてみませんか?
今は昔、京の都に住んでいた権大納言が、友達の陰陽師の別荘に出掛けました。季節外れの桃のいい香りにひきつけられて、閉じられた木戸から外に出て山の奥深くへ入り込み、酒の泉のほとりで出会ったおぼうさんに誘われるまま、滝を通り抜けたむこうの国に足を踏み入れてしまいます。このあと、権大納言はどうなってしまうのでしょう。無事にもとの世界に戻れるのでしょうか。日本画風の挿絵が、物語に寄り添いイメージが膨らみ、ハラハラしながらも物語の中に惹きこまれていきます。権大納言は、くいしんぼうで・お人よし・少しおっちょこちょいでもありましたが、優しく人間味あふれる人物。読みながら親しみも湧いてきます。また、物語はわかりやすく書かれているので、小学校低学年頃から大人まで幅広い年齢層の人々が楽しめる絵本になっています。
「滝のむこうの国」の著者である堀川理万子は、1965年東京に生まれました。幼い頃から絵のある中で育ち、絵の仕事を目指して東京芸術大学大学院で学びました。つや消しの描き上がりが特徴のテンペラで描いたタブローによる個展を定期的に開催するとともに、絵本作家、イラストレーターとしても活躍しています。代表作には、「今昔物語絵本」シリーズの『権大納言とおどるきのこ』『きえた権大納言』、『氷河鼠の毛皮』や『おへやだいぼうけん』などがあります。また、偕成社は「偕(とも)に成る」という意味を表す名前で1936年に創業されました。戦後は子どもの本を専門とする出版社となり「あかちゃんのあそびえほん」シリーズや「ノンタン」シリーズなど、数多くのベストセラーや長く愛される本を刊行しています。
『今昔物語集』は、偉大な人間や変わった人物について、また不思議な出来事や怪奇な事件についてなど、人の世の面白さや奥深さをいきいきと伝えています。そんな物語をもとにして描かれた「滝のむこうの国」は、歴史に残る書物に触れる、第1歩になるかもしれません。
いい香りにひきつけられ、閉じられた木戸から外に出て山の奥深くへ入り込んでしまった権大納言。そこで出会ったおぼうさんに誘われるまま、滝のむこうの国に足を踏み入れてしまいます。今昔物語集をもとにして描かれた今昔物語絵本です。
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