女の子のままごとはキッチン玩具から。ごっこ遊びで子供が成長する理由とは?

幼児期の遊びで多いのがごっこ遊びです。子供はごっこ遊びの中で、いろいろな名前を憶え、相手と会話したり具体物を操作するといった経験しながら、様々な知識、身体技能、社会性などを自然に身に着けていきます。

ごっこ遊びの中でも女の子に多いのがキッチン玩具を使ったままごとでしょう。子供がままごとを楽しむのは、自分が主になって考え行動できる喜びがあるからです。子供の興味がいろいろなものに向き始め、何でも自分でやってみたいという気持ちの芽生える成長時期に、ちょうどあった遊びだと言えます。

ままごとから日常生活の再現から言葉の使い方を学ぶ。

女の子がままごとをして遊ぶとき、様々な言葉を使って会話している場面をよく見ます。最初は母親の口真似をしたりしながら、しだいに自分で場面設定し、身に着けた自分の言葉で話し始めます。この時、子供にとって一番身近な分かりやすい場面がキッチンです。キッチン玩具を使って日常生活の再現をすることで、安心をして会話をすることができます。会話の見本となるものが日常の生活の中にあるからです。

キッチン玩具を使うことで想像性を働かせ 会話を膨らませて、知っている言葉や情報も使いながら遊び始めるのです。ままごとをする中で、言葉の数を増やし、使いこなし、相手を意識しながら会話することを学び、やり取りを身に着けていくことができます。

言葉から物事を認識し、自分の考えを相手に伝える自分なりの表現の仕方も学んでいくのです。

キッチン玩具を通しての体験的学習。

ままごとをするとき、子供はキッチン玩具であたかも自分が何かを作っているかのように振る舞います。身近な母親のしぐさなどをイメージしながら動きをするのですが、玩具を自分で操作することで、手順などをより確実なものとして身に着け、目的に合わせ手段を自分で選択することができるようになります。

具体物を実際に動かすことで、数や量の概念を身に着け、色や形、大きさといった様々なものを同時に考ながら判断や分類を行うこともできやすくなります。普段の何気ないキッチン玩具を使ってのままごとが、子供の体験的学習の場となっています。

具体物を通して十分に体験的学習を経験することは、将来の抽象的思考へと進めやすくなります。目の前にないものでも経験したことをもとに判断し、考えを組み立てたり、推論したりできるようになるのです。

コミュニケーション能力の基礎を育てる。

幼児期の子供はままごとをするとき、夢や架空の出来事を実際あるものとして考えていますが、成長するにしたがって、現実をとらえ会話していきます。会話をすることは、相手の言葉を聞き取り、話をつないでいくうえで、相手の立場を理解する必要になります。例えば、ごっこ遊びの中で役割設定を決めたとき、言葉の使い分けや、口調、受け答えなどでストーリーが出来上がっていきます。

どうすれば楽しくごっこ遊びができるか、子供なりに考えを巡らせます。こういったやり取りの中で、自分の考えを主張したり、あるいは、相手の考えを受け入れるなどを経験し、人間関係を学びます。コミュニケーション力の基礎となるものを身に着けていくのです。

人間関係を築くとき大事なことは、相手の気持ちを理解することです。そのためには豊かな想像力が必要ですが、その想像力を育てる遊びの一つがままごとです。

まとめ

ままごと遊びでは、とても奥深いものです。何気なく話している子供の言葉の中にも、真剣に考えながら発している言葉もあり、また、一生懸命解決を探りながら、言葉を選んでいる場面もみられます。子供の成長に必要な大事な部分を、遊びの中で自然に身に着けているのです。ごっこ遊びは、子供時代にぜひたくさんさせてあげたいものです。そのための環境づくりという点でキッチン玩具も、大きな役割を持った遊び道具になるでしょう。
ままごと遊びは、子供の成長発達にかかわる大事な活動だと言えるでしょう。

Date 2016-09-05

PROFILE

ものづくり研究所編集長
ものづくり研究所編集長

小学校1年生の男の子のママ。
学校が終わった後は公園へ遊びに行き、家の中では怪獣のような息子ですが、にぎやかで楽しい毎日を過ごしています。はじめての子育ては、悩む事も多く大変な事が多いです。良い記事をお伝え出来るように子育てと一緒に頑張って行けたらと考えてます。子供の好きな食べ物はウインナーで、私はリンゴです。

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